幕末期、名だたる英傑達が活躍し、
国の有り様が大きく変わろうとしているまさにその時……
九州の小藩から脱藩を試みるちっぽけな若者達がいた。
「…脱藩たい」
下級武士の息子、黒土一之進(伊藤栄之進)は
武家社会にほとほと嫌気が刺し、京都への脱藩を計画。
「なんか、恰好よか響きやねえ」
「尊王攘夷」という言葉のどことなく格好よい響きに憧れ、
あっさりと同行を決意したのは一之進の友人で上級武士の息子
佐古水六郎太 (村上ロック)。
「い、行ぐ!」
二人のからかいの対象で百姓の息子、清吉(加藤伸之丞)は
「京に行けば飯が食える、侍になれる」
という甘言をすっかり信じ、同じく脱藩することに。
かくして無知で無力で無謀、三人揃って半人前の「のぼせもん」たちは
京都 にむけて出発する。
小難しいことは微塵も考えずに突き進む大バカ三人組。 無軌道な旅の果てに待ち受けるものは、 大成功か転落か、はたまた地獄か極楽か。
血中お調子者濃度高め、疾風粗忽の幕末脱藩ロードムービー。
開国から140年有余。
そろそろ、
バカの時代が来ても良いんじゃないでしょうか。
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